NetBSD/i386 Raidframe を直しましょう。 それも SCSI3 Ultra320 という今やレア(?)なハードディスクです。 まさに誰トク?情報です
(そよかぜの)プロローグ
/dev/sd1aが見えなくなった、あいかわらず/dev/sd1eは使用可能だけれど。
リビルドをかけようとしても /dev/sd1a が反応しない。 もう、このハードディスクをあきらめるべき時期ということでしょう。 もう25年ものくらい(ウィスキーか!?)なので、しょうがないです。 いや、むしろ、よく保ったとほめてあげないといけませんね
ses0 at scsibus0 target 11 lun 0: <SDR, GEM318, 0> processor fixed
sd0 at scsibus1 target 0 lun 0: <SEAGATE, ST373207LC, 0003> disk fixed
sd1 at scsibus1 target 2 lun 0: <SEAGATE, ST373207LC, 0003> disk fixed
... 省略 ...
raid0: Components: /dev/sd0a component1[**FAILED**]
ハードウエアの謎を解く
そういえば、 このサーバ(HP NetServer LP 2000r)は、 ハードディスクが最大6本はいりますが、 実際に入っているのは3本だけ。 そして、ハードディスクが3本はいっているのに、 2本しか見えていないのでした。 あれ?こわれてる?
そういえば、わりと初期から、そうだったことを、だんだん思い出してきた …
でも3つLEDがついていてハードウエアとしては中途半端に認識はしているらしい。 しょうがないので、 (2個はずし)1個ずつ残して起動してみて、 ハードウエアを検品するところからリスタートとなってしまった
結論は、
- 左上から右下へSCSI ID = 0 1 2 3 4 5 と認識するらしい
- HDD側でSCSI IDの設定をしているわけではなくて挿す場所しだい
- ID 0 2 だけで起動すると普段どおりの構成でOK
- ID 1 (左の真ん中,縦にHDDを三台収容する形)のバックプレーン側が怪しい?
- ID 2 のハードディスクが無い場合にはID 1が見えるらしい
- では ID 2 のハードウエアがおかしくてID 1が影響を受けている?
- たしかにBIOSチェックの時に、ID 2で、しばらく刺さる(待っていれば先に進む)。 ID 2は疑わしいけれど、 普通に長年つかえているので問題はないような気がするのですが… 困りましたね
ではID 1のハードディスクを右側に移動すればよいのでは?というと、 はい、3台みえるようになりました! でも、右側(ID 3 4 5)側を先にカーネルが attach してしまう。 それはsd0ではなくてsd2を期待しているハードディスクだよ〜 orz