私見「エンジニアのキャリア論(2024)」をまとめてみました
この出版業界の話が直球
箕輪さん曰く「(ChatGPTに課金すれば)現実問題、編集者はライターにお願いする必要がなくなってきました」と …
ライターさんに1本5万円のギャラで、10本で50万でやってもらっていたものを、 「ChatGPT Pro」に月3万円課金すればできてしまう
記事の中で引用している上の文章が端的に表現しています。余計な解説は不要でしょう
同じことが全業界で進行中のはずです。 業界ごとの進捗具合は予言できませんけれど、 それは収集可能な学習データの量と投入された金額(開発費+人件費)しだい
お膝元のIT業界では?もちろん大絶賛進行中
セールスフォースいわく「(今年は)もうエンジニアを採用しません」
もちろん大絶賛進行中です。 ただ日本は数周おくれなので、現在こういった様子を大規模観測できないかもしれません
大丈夫な人
たぶん、こういう人は大丈夫です。
- いろいろなことに興味をもち
- ガチャガチャ手を動かしていじくりまわしてみて
- 論理的能力/技術を抽象化して俯瞰的に見られる能力の高い人
人生、真面目に修行してきた人とでもいいましょうか。 ぜひ、その路線で、あれこれ励んでほしいです
ダメな人
- 正解をおぼえて、正解を高速検索するゲーム(試験ともいう)だけがとくい
- 答えを教えてください
- どうすれば、よい成績がつきますか?教えてください
対策
「大丈夫な人」になるように心がけよう!としか言いようがないのですが …
このシリーズの最初の2つの記事は、それについて語ろうとしています。
最初の記事(「インフラエンジニアのキャリアについてのポエム」)では、 各論として次のことを強調しています。
- ヒマがあれば手を動かす
- アウトプットする
- 技術を抽象化して俯瞰的に見られるとよい
各論としては、こうなるのですが、おおまかには「場数が大事」と言ってしまうのが良いでしょう。 1.と2.は場数そのものですし、3.は場数の先に初めて見えてくる何かです。
あとがき
年度末・年度初めで忙しいのですが、 授業のオリエンテーションで使おうと思い「まとめ」を準備しました。 力説せずに「興味のある人は読んでください!」と紹介だけして終わりです。