世間では、と言うか、世界中で「開発者が足りない」と言われていますが本当なのでしょうか?

さらに言えば、 われわれの気がかりは"インフラ系(ネットワークやUnix/Linuxに熟練した)エンジニア"についてです。 そもそも足りないのか?(足りないと思います)、 そして若手は、 どれくらい参入してくれているのか? そもそも(何%くらいが)興味を持ってくれているのか? そういったあたりが気になっているところです

BLOG等の調査をしても内訳は不明瞭

足りないエンジニアの内訳(の割合)をはっきり示すデータを示してはくれないようです。 ただし、どちらの記事でも、インフラやクラウドという単語は見かける気がします。

According to 64% of IT executives, finding qualified IT people is a significant barrier to implementing new technology. Network security, the digital workplace, IT automation, platform, computer infrastructure services, and storage and database systems are the most impacted areas.

One major online retailer faced challenges in sourcing technically qualified candidates and struggled internally to understand its true talent needs. In response, it mapped 20,000 vacant internal technical job roles in emerging fields such as cloud computing and machine learning, and then implemented initiatives such as machine learning universities, apprenticeships, prepaid tuition programs, and intensive IT training for its nontechnical workers. The retailer now aims to train a total of 100,000 employees at a cost of $700 million by 2025, growing a skilled workforce to bridge the talent gap.

  • 参考資料(IT人材育成の状況等について)

    • この経済産業省の資料でも詳しい統計の内訳が書いてないので、 「総計何万人くらい足りない」といった推定以上のことは分かりません (これは何の会議の資料なのか、はっきりしないのですが、2017年の何かでしょうか?)
  • 経済産業省 デジタル人材の育成というページがありますが…

    • 「デジタル時代の人材政策に関する検討会 報告書2024」を叩くと 「生成AI時代のDX推進に必要な人材・スキルの考え方2024(令和6年6月)」になっていて、 かたよってますねぇ。 「結局いまの流行(このウェ〜ブ)にのるしかない!」という態度で検討して、 ミスリードを誘うタイトルの報告書を出してくるだけなら無用の長物なんですよね

職種の内訳が無いのだから年齢内訳もない

「毎年、平均年齢が一つずつ上がる」と言われて久しい業界なのですが、 この現象は日本特有なのか、それとも世界的に同じなのでしょうか?

やはり海外でも「着実に、毎年、平均年齢あがってます」理論は同じようです?が、 いずれにせよ統計データが無いので、「日本でも世界的にもダメみたい」と、はっきり言えません … ん〜、 困りましたね